血液検査の見方💉(脱線します💦)
不妊の原因を探っていた時のことを書こうか迷ってたんですが…
気になった時にすぐ探せるように覚え書き用に📝
血液検査の見方
※読みにくいかもしれませんが左から
項目名・(読み方)・検査でわかること
の順に記していきます。
【肝機能】
TP(総タンパク) ---肝臓障害の有無や栄養状態の程度を調べる為の検査
ALB(アルブミン)---同上
T-Bil(総ビリルビン)---黄疸の有無、種類を調べる検査
D-Bil(直接ビリルビン)---同上
ALP(アルカリフォスファターゼ)---高値は胆汁の排泄に障害がある疑いがある
AST()---高値の場合は心臓・肝臓・骨格の病気を疑う
ALT()---高値の場合は肝臓の病気を疑う
LDH(乳酸脱水素酵素)---ほとんどの組織や臓器に分布する。貧血・炎症・腫瘍などの検査として用いられる
γ-GTP()---過度の飲酒よりとくに数値が上昇するという特徴がある
CHE(コリンエステラーゼ)---肝臓でつくられる酵素の一つ
ZTT(クンケル)---肝臓のダメージの程度を判断する
【その他】
S-AMY(アミラーゼ)---膵臓や唾液から分泌される消化酵素
CPK(クレアチンキナーゼ)---骨格筋・心筋が障害を受けたときに高値となる。激しい運動でも筋繊維が壊れるため高値になることがある
【脂質】
T-Cho(総コレステロール)---総コレステロールは多すぎると動脈硬化を起こす原因になる
TG(中性脂肪)---糖分〔主食・アルコール・甘い物〕の取りすぎや運動不足で増える
HDL(HDLコレステロール)---血管にたまった悪玉のLDLコレステロールを肝臓に持ち帰る働きがあるので善玉コレステロールとも呼ばれている
LDL(LDLコレステロール)---血管の壁に蓄積し、動脈硬化を起こし脳梗塞や心臓病の原因になるので悪玉コレステロールとも呼ばれている
【糖尿病】
GLU(空腹時血糖)---高値は糖尿病の疑いあり。食事の影響が強いため空腹時に検査する
HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)---過去1〜2ヶ月の血糖の平均値がわかる。高値は糖尿病の疑いがある。
Na(ナトリウム)---水分調節や神経刺激の伝達・血液の凝固、筋肉の収縮、各組織へ酸素の供給をしている。正常の幅を逸脱すると体調が崩れる。
脱水・下痢・嘔吐・内分泌疾患など
k(カリウム)---同上
Cl(クロール)---同上
Ca(カルシウム)--同上
IP(無機リン)---同上
【腎機能】
BUN(尿素窒素)---通常はほとんどが尿中に排泄されるが、腎機能に異常がある場合は血中に多くなる
S-CRE(クレアチニン)---同上
eGFR(推算糸球体ろ過量)---腎臓が老廃物を排泄する能力を調べる検査
【痛風】
UA(尿酸)---プリン体からの老廃物。高値の場合は痛風や腎・尿路結石症を発症する。
【炎症】
CRP(C反応性蛋白)---細菌やウイルスに感染したり、癌などで組織に障害が起こると高値を示す。炎症の有無、状態、経過などを調べる
【貧血】
UIBC(不飽和鉄結合能)---赤血球を作るために必要な材料。鉄分の過不足を調べる検査
Fe(血清鉄)---同上
【血液一般】
WBC(白血球数)---感染・炎症・白血病を診断する
Hgb(ヘモグロビン)---同上
Hct(ヘマトクリット)---同上
MCV(Hct÷赤血球数)---赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリットの数値から、赤血球の体積や色の濃さを調べる検査
MCH()---同上
MCHC(Hgb÷Hct)---同上
Platelet(血小板数)---止血機能をみる検査
【白血球分画】
St(桿状核好中球)---細菌感染などで高値を示す
Seg(分葉核好中球)---同上
Eo(好酸球)---アレルギー疾患などで高値を示す
Ba(好塩基球)---アレルギー性疾患、甲状腺機能低下症、慢性骨髄性白血病などで高値を示す
Ly(リンパ球)---ウイルス性感染症などで高値を示す
Mo(単球)---発疹性感染症、慢性肝炎などで高値を示す